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#9 「賞金ランキング5位~ヘレン・アルフレッドソン 前篇
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40代にして2008年の賞金ランキング5位に食い込んだのがスウェーデン人のパイオニア的存在、ヘレン・アルフレッドソンだ。

 

1992年にLPGAツアーデビュー。翌1993年にメジャートーナメントのクラフト・ナビスコ選手権で初優勝を飾って以来、常にトップを走り続けて来たアルフレッドソンだが、長年の勤続疲労から体のあちこちに故障が出て、2007年は首の状態が「クラブを握れないほど」悪化。出場できたのはわずか7試合で賞金ランキングは108位まで落ち込み、引退の2文字さえ頭に浮かぶほどだった。

 

しかし地道なリハビリのお蔭で徐々に体調が回復。2008年は年始から「これが最後になるかもしれない」」と思いつつ、シーズンをスタートさせた。が、やはり調子は上向かず、開幕戦から4試合連続で予選落ち。さすがに寄る年波には勝てないのか? と思われた。

 

ところが、ここで奇跡が起きる。全米女子オープンで20歳前後の若手に混じって上位を賑わし、最後まで粘り強いゴルフで優勝したインビー・パーク(韓)に次ぐ、単独2位に食い込んだのだ。

 

「一緒に回ったインビーのお母さんになったような気分でプレイしていたんです」とアルフレッドソン。「落ち着いて頑張りなさい、って心の中で祈るような気持ちでした(笑)」と、相手の健闘を祈っているうち、無欲だった彼女にもゴルフの神様が微笑んだというわけだ。

 

その勝利で「良かった頃の感覚」を取り戻したアルフレッドソンは、「1番勝ちたい試合」と思っていたエビアン・マスターズで、2003年以来のツアー通算6勝目を手にするのだ。

 

「ゴルフを辞めなくて良かった!」。実感を込めて語ったアルフレッドソンの言葉は、多くの人に夢と感動を与えた。



《後篇につづく》

 


ヘレン・アレフレッドソン 【Helen Alfredsson】
●米ツアー 7勝 
●身長 175cm
●生年月日 1965
年4月9日
●出身地 スウェーデン

※成績などは2009年1月現在のものです。



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